思考の墓場

戯言とはこのこと

因果応報

マウンティングされたことありますか?





私はあります。




マウントゴリラの話ではないです。




マウンティング女子とかは大人の話な気もしますが、中学生女子の世界にもマウンティングはあります。




「私、親が会社やってるからー従業員の人とかにーーお小遣いとかもらえるんだよねーー」


「私の親がね、会社やってるからーー経営者のパーティに私も来いっていうのーーマジ大変ー」



あ、2つとも同一人物です。




2つともただの自慢話ですがこれは自分が相手より上の立場である事を示唆しようとしています。




その後にこれです。


「こまちちゃんってー素材はいいんだからーもっと髪型とかーこーした方がいいと思うー」


はい!出ました!上から目線!!


このときのポイントは私の事を


「素材はいい」


と、表現したことです!完璧には褒めません!




私が聖人君子なのと、相手の顔が私よりも整ってなかったので内心

(でもお前ブスじゃん)

って思うことで乗り切りました。




中学生からこんな感じで20代とかになったらこのマウンティングもっと激しくなるんですかね……



そしていつまで続くんですかね……







私が公園の中を歩いていると、目の前を歩いているお年寄り2人の会話が聞こえてきました。

(お互い耳が遠いのか声がデカイ)


「うちの孫がねー可愛いんだけどーお小遣いくれってうるさいのよーテレビに取材されるくらい可愛いのをいいことに」


「あら!おたくお孫さんいらっしゃらないのー??」


「息子さんご結婚はしているのねー!なら嫁にちゃんと孫産めって言わなきゃだめよー!」


1人の方が見事なマウンティングを披露していました。




相手が自分より立場が低いと理解した途端の上から目線。

お見事です

でもその時



「お、ばーちゃんじゃーん」


って声と共に高校生くらい?茶髪でオラオラ系?やんちゃ系?

まぁヤンキー未満みたいな人がお年寄りに声をかけてきて



あっという間にマウント取っていたお年寄りからお金を貰うと


お礼も言わず去って行きました



こ、これがテレビも取材をするという可愛いお孫さん……



その後の会話は少ししか聞こえなかったんですが

私の後ろから声がしました



「あ、母さんー今から家に行くところだったんだよ」


優しそうなお兄さん


そのお隣は

あら可愛らしいお嫁さん

そのお腹は少し大きくなっていて、バックにはマタニティマークがぶら下がっていました。




孫は(まだ)居ない

だったんですね


マウントの見誤り




ずいぶんとお後がよろしいようで…