思考の墓場

戯言とはこのこと

架空の上の架空の世界

 

わたしは読書感想文が嫌いだ

 

 

本を読むことも、文を書くことも好きだけど

 

 

 

『読書感想文』

 

お前だけは許さない

 

 

そもそも他人に自分が読んだ本を明かすのも嫌いだ。

読んだ本を紙に書いて教室に貼りましょうみたいな読書週間すらしたくない。

 

 

 

 

だけど小学校、6年間夏休みの宿題に必ず

『読書感想文』があった。

 

ここまでが前提

 

 

 

 

小学6年生の夏休み

私は読書感想文のある突破口を見つけた

 

 

 

 

架空の本で架空の読書感想文を書こう

 

 

そう思ったのだから仕方がない。

 

特に内容を決めず適当にそれっぽい感想を並べるだけなら楽だと思った

 

 

 

大体の読書感想文なんて

 

・自分がこの本を読もうと決めたきっかけ

・本のあっさりとしたあらすじ

・本(キャラクター)に共感した所

・本を読んでどう思ったか、そしてその理由

あとは

・本を読んで生活にどのような影響があったか

 

これさえ書ければ完璧に評価される

 

 

 

 

 

今考えれば『完璧』に評価されなきゃよかった

 

 

このセオリー通りに架空の読書感想文を書いた結果

 

 

 

 

学年全体に配られるプリントに私の読書感想文が掲載されてしまったのだ

 

 

そりゃもう慌てた

ネズミが出た時のドラえもんくらい慌てた

地球破壊爆弾出せるなら出したかった

 

 

そして先生から

「その本ってどこの出版社?」って聞かれた時咄嗟に

 

 

「立ち読みなので分かりません」

 

って答えたらこれ以上追求がなかったのが救い。

 

 

 

小学校を卒業した今、なぜかあの夏の奇行をすごく懺悔したくなった。

だからこのブログで懺悔しようと思う

 

 

 

 

 

みなさーん!!私の読んだ

「真夏のプリンアラモード

は架空の本です!!!そんな本ありません!!!

もうやらないから許してー!